2013年4月1日に農林水産省から「支柱を立てて営農を継続する太陽光発電設備等についての農地転用許可制度上の取扱いについて」というガイドラインが公表されたことで、農地の上にソーラーパネルを設置して、発電することが認められました。ワークス不動産では農地を農地のまま守る切り札として、ソーラーシェアリングを提案しています。
※発電システムの下、従来通り農業を続け、太陽の光を「農業」と「太陽光発電」で共有(シェア)することから、「ソーラーシェアリング」と呼ばれています。
ソーラーシェアリングは、太陽光発電システムの下で従来通り営農を続け、農業と売電のWの収入が得られる新しい農業のスタイルです。導入することによって、農家が抱える「収入不足」、「後継者不足」、「耕作放棄地」の問題解消につながり、農業の継承に貢献します。
作物の成長に影響はないの?
「ソーラーシェアリング」は、植物の「光飽和点」に着目した「農地での太陽光発電システム」です。
植物には光飽和点(これ以上光が強くても、光合成速度が変わらない点)があり、それ以上の強さの光を与えても、成長はとまり、強すぎる太陽光は植物にとってストレスになることもあります。
植物ごとの「光飽和点」を基に遮光率を計算し、間隔を空けて太陽光発電パネルを設置します。その隙間から下部の農地にも太陽光が入り、植物にとってより適切な太陽光で「農業」ができます。
田植え6月15日/稲刈り10月24日
ソーラーシェアリング坂祝展示場 米の成長記録